目次
双子・年子育児に役立つ!
2人同時抱っこ タンデムキャリーの世界
〜vol.2 実践編〜
1.タンデムキャリーを始める前に
このページは、完全ガイド タンデムキャリーのvol.2実践編です。具体例とその特徴をまとめているだけですので、最初に必ずvol.1解説編のページをご覧ください。

このページでは、双子や年子育児に追われ、タンデムキャリーを必要としている方に向けて、私自身の経験だけでなく、抱っこと抱っこ紐の専門家(ベビーウェアリングコンサルタント)として学んできた知識をもとに、2人を同時に抱っこやおんぶする実例をまとめています。
大阪のてっぺん、能勢町にある古民家サロン、抱っことおんぶとその道具-ベビーウェアリング大阪-では、それぞれのご家族の状況やお子さまに合わせた、無理のないタンデムキャリーを、落ち着いた空間でじっくりと、親子に寄り添ってお手伝い致します。ご相談はオンラインや出張講習なども対応しています。

また、いざという時のタンデムキャリーだけでなく、日常は夫婦それぞれにとって快適な抱っこ紐を探すこともおすすめです。やはり一番は皆で協力しながら育児することが大切だと考えているからです。
2. 抱っこ紐の組み合わせ例と実例
タンデムキャリーに挑戦する上で、多くの方が悩むのが「どんな抱っこ紐を組み合わせたらいいのか?」ということだと思います。ここでは、いくつかの代表的な組み合わせと、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。ご自身の状況や、お子さんの成長に合わせて、柔軟に取り入れてもらえたらと思います。
組み合わせの考え方:左右か?前後か?
vol.1の解説編でもお伝えしましたが、改めてタンデムキャリーの方法2つをご紹介しておきます。左右で二人同時に抱っこする方法と、前後で1人を抱っこ、1人をおんぶをする方法です。

2人とも前に抱っこ
- 低月齢に向いている
- 首がすわり前は、おんぶは難しいことと、2人の様子がよくわかるため、二人とも前で抱っこできると安心感が高い。
- 体重差が大きいとバランスを取ることが難しいので、年子よりは、双子のように体重差があまりない場合に適している。
- 成長すると前に重心が集中するので、大人の身体への負担が、かなり大きくなります。

1人を抱っこ、1人をおんぶ
- ある程度大きくなっても出来る
- 前後のためバランスがとりやすく、二人の体重差があっても可能なので、年子育児に役立つ。
- 比較的動きやすい
- 大きい子がおんぶ、小さい子が抱っこの方がバランスが良い
- 抱っこ紐の種類によって、おんぶができる時期が違うので注意が必要。
これらの基本的な考え方を踏まえ、様々な組み合わせでのタンデムキャリーの具体例をご紹介していきます。
自分に合う方法を見つけるヒントになれば嬉しいです。
ここで紹介した抱っこ紐は全て、抱っことおんぶとその道具-ベビーウェアリング大阪-にて、ご試着可能です。
抱っこ紐の種類別と組み合わせパターン
双子専用の抱っこ紐でタンデムキャリー
- 特徴
- 1つの抱っこ紐で2人を同時に抱っこできる。抱っことおんぶに分けられるタイプもある。身体のバランスを取りやすい左右対称のデザインが多い。専用で作られているので、安全面の確保がしやすく出来ている。
- 装着
- 前に二人抱っこする場合は、一人用より手間がかかる場合があるため、慣れや練習が必要。抱っことおんぶで使う場合は比較的簡単に装着できる。
抱っことおんぶとその道具-ベビーウェアリング大阪-では、双子専用の抱っこ紐のご試着可能です。

様々な組み合わせで出来るタンデムキャリー
一つの抱っこ紐で出来る タンデムキャリー
二つの抱っこ紐でタンデムキャリーをするポイント
2つの抱っこ紐を使うことで、普段は夫婦でそれぞれ使っている抱っこ紐を活用できるケースがあります。
タンデムキャリーで使う抱っこ紐を選ぶポイントは次の3つ!
- 1つはショルダーベルトにクッション性が無いもの
- 多くの場合、肩に二つの抱っこ紐が重なることになります。そのため、2つ抱っこ紐のうち、一つは肩にクッションが無い方が、重ねやすいです。
- 抱っこする抱っこ紐は、プリタイドタイプ
- プリタイドタイプとは、最初に大人の身体に装着して、さほど調整せずに抱っこができる抱っこ紐です。成型型のクロスタイプや、リングスリング、ベビーラップのようなタイプです。
- 抱っこする抱っこ紐は、背中がすっきりしたタイプ
- 背中にもう1人おんぶをするので、出来るだけ背中はすっきりしている方が、おんぶされるお子様にとって心地良いためです。
二つの抱っこ紐でタンデムキャリーの実例




実生活で一番活躍したのは、1人は抱っこかおんぶで、1人はベビーカーです!
これも大切な一つの考え方ですのでご紹介。どうぞ、ご自身の身体への負荷を最小限にすることを一番にしてもらえたらと思います。
タンデムキャリーに挑戦してみたいと思ったら
もしあなたが「「タンデムキャリー」に興味はあるけれど、不安がある」「自分に合った方法を見つけたい」と感じたら、どうか一人で悩まずに、抱っことおんぶとその道具-ベビーウェアリング大阪-にご相談ください。
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4.タンデムキャリーの実例 参考サイト


