抱っことおんぶとその道具-ベビーウェアリング大阪-について

抱っこ通した子育て支援

心地良い抱っこを伝えることで、子育て支援につながる理由や、必要とされる背景について

抱っこ紐の専門家

抱っこ紐の専門家、“ベビーウェアリングコンサルタント”について

抱っこ紐の専門家が出来ること

ベビーウェアリングコンサルタントとして出来ること、広げたい活動とその想い

コンサルタント紹介

主宰の光武真紀の自己紹介。ベビーウェアリングコンサルタントになった経緯。

抱っこを通した子育て支援

どうして抱っこの支援が必要なのか

抱っこを学ぶ機会の喪失

赤ちゃんとの生活の中で、抱っこやおんぶは欠かせません。しかし、養育者であるお父さん、お母さんが抱っこやおんぶについて学ぶ機会は、産前・産後を通してほとんどないのが現状です。

なぜかというと、核家族化や共働き家庭の増加、また祖父母世代の高齢化や就労、里帰り出産の減少といった社会的背景があります。家庭内の育児の担い手が少なくなることにより、昔より親一人への負担が増しています。

このような現代に、抱っこ紐やおんぶ紐は、単なる赤ちゃんとの移動の道具ではありません。赤ちゃんの欲求を満たしながら、大人のライフスタイルや生活の質の向上を助けるものでもあります。そして、両親の育児負担を軽減はもちろん、心地良い抱っこやおんぶは、親子の絆を深めることから、快適な抱っこの重要性は高まっています。

市場に溢れる多種多様な抱っこ紐と情報

もう一つ大きな変化が、抱っこ紐の多様化です。抱っこ紐は今や出産準備品の一つに挙げられています。社会的背景から、抱っこ紐の需要が高まっているのは前述のとおりです。さらにメーカー各社の開発努力のおかげで、その種類も様々です。

それは、大手メーカーだけでなく、個人的に開発しているような抱っこ紐もあります。その背景として、情報化社会のおかげで、個人事業が進めやすくなっています。

一方で、商品を選ぶ基準となるの口コミ情報も、SNSの普及により様々なところから入るようになっています。しかし、家族それぞれ合う抱っこ紐は違います。養育者の抱っこ紐選びは混迷を極めているとも言えます。かく言う私自身も抱っこ紐を探し彷徨った一人でした。

抱っこ紐は使い方一つで、負担感が大きくなることもあれば、驚くほど快適になるケースもあります。しかしその方法を知らない養育者がとても多いと感じています。抱っこ紐の専門家である「ベビーウェアリングコンサルタント」は、様々な抱っこ紐を研究し、それぞれの体格に合った装着を学んでいます。

このような支援は、養育者のQOLを高め、孤育てや産後うつの予防に効果があります。

世界的な動き

ベビーウェアリングコンサルタントは、親子をサポートする様々な専門職として活躍している国も出てきています。

例えば、ドイツでは、両親学級などで抱っこのクラスが組み込まれています。また、産婦人科や小児科の医師、助産師等からベビーウェアリングコンサルタントへの連携が進んでいます。

抱っこ紐の専門家とは

ベビーウェアリングコンサルタントについて

「ベビーウェアリングコンサルタント」は、抱っこ紐の専門家です。

様々な道具を使った抱っこやおんぶが快適になるよう、その支援に必要な技術、知識を習得しています。

学術的根拠に基づいて親子にとって必要な情報を提供することで、自分たちにとって最適な抱っこ紐 を選ぶ意思決定をサポートし、抱っこ紐やおんぶ紐をを適切に使えるようお手伝いし、育児に自信を持てるよう寄り添います。

また、特定の抱っこ紐を薦めるのではなく、親子のニーズに合わせた選択を支援するのが、コンサルタントです。抱っこやおんぶの適切な姿勢、様々なタイプの抱っこ紐について、情報提供ができます。

ベビーウェアリングコンサルタントになるには

世界には、ベビーウェアリングコンサルタントを養成する専門学校が複数あり、養育者への伝え方、こどもの発達、産前産後の体の変化などについて、系統立てて学びます。

個人の体験や独学ではなく、知識と実践方法を系統立てて学んだ専門家として、養育者だけでなく、医療従事者や子育て支援に携わる方々へ、
ベビーウェアリング をお伝えすることができます。

抱っこの紐の専門家が出来ること

ママパパ 抱っこ紐を使う全ての養育者の方へ

1日何度もやってくる抱っこの時間。

そんな日々の抱っこやおんぶを、より楽に、そして楽しく快適にするために私たちは学びを重ねています。

ベビーウェアリングの考えに基づいた抱っこやおんぶは、発達を促進し親子の絆を深めることにも繋がります。

抱っこやおんぶが、笑顔にあふれ、愛おしく幸せな時間となるよう、どうぞお手伝いをさせてください。

産前産後をサポートする専門家との連携

BWコンサルタントは、適切で快適な 抱っこを学術的に学ぶと同時に、多種多様な抱っこ紐やおんぶ紐について常に商品知識やその使い方等の情報をアップデートしています。

全ての人にとってベストな 抱っこ 紐はありません。体型、体質、ライフスタイル等々に耳を傾けることで、親子それぞれにとってのベストが見つかります。

産前産後に関わる専門職の方々と一緒に、QOLを上げる一端を担わせて頂ければ幸いです。

ベビーウェアリングコンサルタント 光武 真紀

抱っこ紐の専門家になった経緯

三姉妹の母。高齢出産で第一子、第二子を年子で授かり、肩こり、腰痛に悩み疲弊する中で、ベビーウェアリングに出会いました。

ベビーウェアリングのおかげで、抱っこやおんぶが、楽しく幸せな時間となり、育児に前向きになれました。そうした喜びから、2018年、Didymosのベビーラップアドバイザー(現ベビーウェアリングアドバイザー)となり、抱っこを通した子育て支援活動を開始。翌年、更なる学びを深めるため、ドイツのBWコンサルタント専門養成校である、ディ・トラーゲシュレ®︎の認定コンサルタントの資格も得ました。

また、個人の活動での限界も感じ、非営利組織として抱っこを通した子育て支援を広めたいという想いに共感し、現、一般社団法人日本ベビーウェアリング協会の活動にも尽力しています。

これまで、国内外抱っこ紐メーカー72社、200以上の抱っこ紐を研究してきました。結果「ベストな抱っこ紐は親子それぞれ」を信条に、特定のメーカーに拘らず、ご家族に寄り添い、それぞれのライフスタイルに合わせた抱っこやおんぶとその道具選びを大切にしています。

ベビーウェアリング関連の所属や資格

対応可能な抱っこの相談

  • SSC(バックル式抱っこ紐)
  • スリング
  • おんぶひも
  • ベビーラップ等の一枚布系抱っこ紐
  • 道具を使わない抱っこやおんぶ
  • 多胎児の抱っことおんぶ

主な活動内容

定期的な相談会

みのおキューズモール つどいのひろば
TSRUMIこどもホスピス’みんなのホスピスプログラム
みのマママルシェ
Didymos 主催ウェブセミナー

個別コンサルティング

古民家サロンや出張コンサルタント

支援者向け講座

日本ベビーウェアリング協会主催
「ベビーウェアリング概論」講座 講師

<自治体主催の子育て講座>
大阪府豊能郡 子育て包括支援センター等